開催概要
            広域ヨーロッパ研究センターと国際関係学部ヨーロッパ研究プログラムの共催で公開講演会を開催します。
<演題>
近代ヨーロッパ世界と宗教 ―カトリック労働者と社会運動―
<講師>
尾崎修治(広域ヨーロッパ研究センター客員研究員)
<講演概要>
「世俗化」をいち早く成し遂げたとされてきた近代のヨーロッパ。しかし、その文化や政治、社会の基層には今なおキリスト教、とりわけ中世以来の伝統宗教であるカトリックの存在が垣間見えます。宗教は近代化によって「克服」されたのではなく、じつは近代社会の不可欠な構成要素を成している、と考えることもできるのです。
本講演では、19世紀末のドイツ、ルール地方のカトリック労働者に焦点を当てます。工業都市の厳しい労働生活のなかで信仰に拠り所を見いだした彼らは、カトリックの宗教的ネットワークに支えられながら労働条件の改善や社会的地位の向上をめざして広範な運動を展開しました。労働者たちの草の根の運動を観察することで、近代社会における宗教の役割、その影響力について考えたいと思います。
    <演題>
近代ヨーロッパ世界と宗教 ―カトリック労働者と社会運動―
<講師>
尾崎修治(広域ヨーロッパ研究センター客員研究員)
<講演概要>
「世俗化」をいち早く成し遂げたとされてきた近代のヨーロッパ。しかし、その文化や政治、社会の基層には今なおキリスト教、とりわけ中世以来の伝統宗教であるカトリックの存在が垣間見えます。宗教は近代化によって「克服」されたのではなく、じつは近代社会の不可欠な構成要素を成している、と考えることもできるのです。
本講演では、19世紀末のドイツ、ルール地方のカトリック労働者に焦点を当てます。工業都市の厳しい労働生活のなかで信仰に拠り所を見いだした彼らは、カトリックの宗教的ネットワークに支えられながら労働条件の改善や社会的地位の向上をめざして広範な運動を展開しました。労働者たちの草の根の運動を観察することで、近代社会における宗教の役割、その影響力について考えたいと思います。
日時
            2025年1月22日(水曜日) 9時00分~10時30分
        
    会場
            草薙キャンパス 国際関係学部棟3階 3316講義室
※駐車場のご用意はありませんので、公共の交通機関をご利用ください。
    ※駐車場のご用意はありませんので、公共の交通機関をご利用ください。
対象者
            本学学生?教職員、一般の方
※申込不要です。直接会場へお越しください。
    ※申込不要です。直接会場へお越しください。
お問い合わせ
国際関係学部 剣持久木 
E-mail:hisaki@u-shizuoka-ken.ac.jp
            E-mail:hisaki@u-shizuoka-ken.ac.jp
 
        
        
        
            






