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薬学部教員が大学発ベンチャー企業を設立


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静岡県立大学発ベンチャーの認定(第8号)

概要

静岡県立大学は、6月19日、薬学部 生薬学分野の渡辺賢二教授が自身の研究成果を基に設立したベンチャー企業「株式会社アデノプリベント」を、大学発ベンチャーに認定しました。
渡辺教授は、これまで、大腸がんに対する腸内細菌代謝物を活用した診断マーカーとして、大腸がんの原因物質といわれているコリバクチンを利用する方法を研究してきました。
今年5月7日に、本研究成果を活用し、大腸がん発症リスク予測や大腸がん予防のための診断キットの製造及び販売、生体試料の分析を行うため、「株式会社アデノプリベント」を設立し、大学発ベンチャーの認定を申請していました。
なお、静岡県立大学発ベンチャーの認定は、本件で8件目となります。

静岡県立大学発ベンチャーの称号を授与された渡辺教授

会社情報

社名 株式会社アデノプリベント
設立 2019年5月7日
所在地 東京都港区新橋4-6-15日新建物新橋ビル7階
役員 代表取締役 瀧本陽介、取締役 渡辺賢二、梯智紀
事業形態 診断キットの製造、販売、分析受託、学術研究、専門?技術サービス業
事業概要 静岡県立大学の研究成果に基づく大腸がんの予防を目的とした診断キットの製造及び販売、診断キットを用いた顧客生体試料の分析受託
【大学発ベンチャーとは】
大学発ベンチャーは、大学に潜在する研究成果を掘り起こし、新規性の高い製品により、新市場の創出を目指す「イノベーションの担い手」として高く期待されるものです。
(経済産業省ホームページより引用)

お問い合わせ

静岡県立大学 事務局 地域?産学連携推進室
電話:054-264-5124
E-mail: renkei@u-shizuoka-ken.ac.jp

(2019年7月1日)

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